クリスティばっかりになってきた。しかも短い。
2009年2月9日
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火曜クラブ アガサ・クリスティー著 出版はハヤカワ、創元社等
クリスティが大好きなので今回もクリスティ作品の紹介になってしまいました。
ポワロと並び有名なシリーズ主人公、ジェーンおばさまことミス・マープルのシリーズ開始作品です。
厳密にはちょっと違うけど大体あってる系なので問題は無いはず。
ひょんなことから田舎町に集まった各界の名士、彼らはちょっとした遊びとして週一の会合を持つことになる。
そのクラブとは其々に過去に起きた犯罪を皆に話して、其々に真実を推理しあうというものであった。
元警視総監、軍人、作家、画家、牧師、ets…様々な顔ぶれの中に混じって安楽椅子に座った白髪の老女が静かに話を聴いていて……。
まあ、ネタばれも何も無いと思うので言ってしまうと、その老女、ミス・マープルがズバズバ真相を言い当てていくという筋で話が進んでいくわけです。
セント・メアリ・ミード村の中でその殆どを過ごして来たミス・マープルは、過去の人間観察の経験から人の利害関係を的確に見抜くことが出来るスーパーお婆ちゃん。
物証ではなく、動機の面から真実を見抜くタイプの探偵です。
とはいっても、家政婦は見た!的なゴシップ好きばあさんではなくて、いかにも英国的な優しいおばあちゃんとして書かれています。
昔のイギリスを舞台にしていることもあってなんというか、その、雰囲気がいい。
ミステリ小説なのに何か癒し的イメージを受けてしまうのは多分私だけ。
短編集なので試しに軽く読んでみようかなという方にうってつけ。
面白いと思ったら長編のほうもミス・マープルがアクティブに動いていてお薦めですよ。
クリスティのシリーズものの中では一番好きかも知れない