研究室とは-大学の中から-
そろそろ卒業が近づいてきたkurainです。
引越し先の物件探しから帰る途中の機内でこの原稿を書いています。
北海道は本州に行くほとんど場合に飛行機による移動が必要で時間的にも経済的に大変です。
さて、今回は研究室についてです。
研究室の構成
大学によって研究室の規模はまちまちなのですが、北海道大学の情報科学研究科では教授1名、准教授1名の教官で1つの研究室が構成されています。学生は1学年に4名程度、学部3年の後期から配属されてるので、配属されている人数は、学部3,4年生、修士1,2年生の4学年分をかけて16人程度、ここ加えて博士課程が学年に1名いるとして19人。さらに、ポストドクターや、助教らの教職員をたすと25人ていどのユニットになります。
このユニットが研究室とよばれ、各教授に一部屋、学生部屋が2部屋ぐらい。それに、ゼミ部屋、マシンルームといった部屋を持っています。この構成はわりと余裕のある部屋の配分を受けているほうで、もっと部屋の数が少ない場合もあります。また、教授しかいない研究室などもあります。
何をしているところなのか
学生にとってみた研究室は、通う場所であり指導を受ける場所であり、大学での生活拠点でもあります。
厳しい研究室であれば、毎日定時に登校することが求められ下校時間も決まっていたりします。僕の所属する研究室はそういった制度ではないので、好きな時に来て、自分の机ですきなように研究を進めるスタイルです。
大体どこの研究室でも週に何度かゼミがあり、研究の進捗報告をしたり、興味深い論文についての紹介を行ったりしています。
そういった、表向きの活動のほかに研究室は学生同士の交流の場でもあります。同じような研究を行う都合などもあってよほどのことがなければ、研究室の同僚というのはそれなりに仲のよいものです。一緒に食事にいったり、就職活動の相談や愚痴の言い合いをするのも研究室の一つの役割だと思います。また、研究室によっては漫画週刊誌やゲーム機などが完備されていて生活しやすい環境も整えられていたりします。もちろん、だれかが私物を持ち込んでいるわけですが。
研究室の選び方
研究室がどういう特色を持つかはやはりその長である教授によるところが大きいものです。管理の厳しい先生の研究室であれば、定時に通学し、私語も慎まないとお怒りがとぶなどと言うところもあります。一方で管理がゆるければ、前述のようにゲームし放題で漫画も読み放題みたいな研究室もありえます。修士に行くことが前提ならば3年は暮らす場所なのですから快適な場所を選びたいところです。
また、生活環境というだけでなく、研究という学問の上でも基本的には所属研究室の教官から指導を受けるわけで相性のよい先生の下に着けるかどうかというのはとても大きい問題です。
研究費が沢山あって、ノートパソコンを全員に支給してくれる研究室がよいのか?研究費は少ないけれど学生同士が中がよく、また好きな研究をやらせてくれる所がよいのか?先生の指導は厳しいが論文を沢山書かせる研究室がよいのか?
判断基準は無数にあり、よい研究室と思えるかどうかはかなり運と本人の価値観によると思われます。
というのも、なかなか研究室の内情を配属まえに知ることは難しく噂をたよりに配属希望を出さざるを得ない。
また、指導と馬があうかどうかは本人しだい。であるといった事情があるからです。
折角お金と時間を出して通っている大学なのだから気持ちよく、効率のよい学習研究をしたいものですが、
幸せな研究室配属をするにはどうしたらよいのか正直なところわかりません。もし、自分が研究したい分野が決まっているならば、配属前に押しかけてゼミに参加させてもらったり、研究室に居候してみるという手もあります。わりと大学の先生というのはやる気のある人には寛容なので試してみる価値はあると思います。
ちなみに、文型の場合研究室といっても教授の部屋でゼミ室ぐらいしかないことが多く、学生が机をもらって一日中そこにいるということは少ないようです。また、理系の場合でも、実験を主な研究としている化学生物系の人たちは、実験ようの部屋があったり、実験器具の使用順番のために研究室にいる時間が決められたりする場合があるようです。
就職が決まっている身としては、研究室選びと就職先選びは中がいまいち見えないという意味で似ています。が、僕はインターンシップである程度就職先の内情を知った上で入社するので、研究室選びの方がよっぽど怖い選択であるように思えます。