作品紹介って何書けばいいんだ?~はいぱ~ぽりす~
凍てつく冬の厳しさもとうに過ぎ、春の息吹きに山桜も芽生え始めた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は今週の『とらドラ!』を見て、「あ~もう!なんだこれ、もう!人生してんなぁもう!学生に戻りたくぁwせdrftgyふじこlp」とか言ってのた打ち回っております。
これも偏に春暖の仕業であることを切に願っております。
さて、前回は今までに見たアニメをリストアップして終わってしまいました。
今見直してみれば、書かなきゃよかったことばかり書いていますが、the point of no returnに差し掛かってしまいましたので、このまま突っ走って逝きたい生きたいと思います。
今日は予告した「はいぱ~ぽりす」です。
舞台は人間と魔物が共存するようになって幾年たっていない世界。
主人公は、人間×猫又のハーフで髪の毛の中にネズミ様の寄生獣を2匹飼っている笹原夏姫、
九尾の狐なのに8.5尾しか持っておらず、完全な九尾になるために(レズ的ではない意味で)夏姫を取って食べようと狙っている桜、
凄腕のバウンティハンターという設定の割りにオープニング以外かっこいいところがほとんどない人狼のバタネン藤岡、
バタネンと同じ人狼か?と思うほど見た目も性格も犬っぽいトミー。
この4人がバウンティハンター稼業で生計を立て、様々な困難が立ちふさがったり、共同生活で恋心が芽生える様子を描いたアニメです。
この作品のキャラデザは後藤圭二。
『機動戦艦ナデシコ』でもキャラデザやってた時期に放映されていて、個人的に一番好きな時期の後藤圭二の絵です。
えぇ、はいぱーぽりすを見始めたきっかけは絵が好きだったからです。
でなければVHSしかなかった時代に深夜2時まで起きてアニメなんて見ていません。ちなみにビデオも録ってました。
声優は次のとおりです。
夏姫=宮村優子、桜=芝原チヤコ(なんかのアニメでピンク色のワニ役やってた)、バタネン=大塚明夫(『ブラックジャック』のブラックジャックetc)、トミー=誰だっけ?
あと、準レギキャラ役で三石琴乃、関俊彦(アニメ店長etc)、藤原啓治(『クレヨンしんちゃん』のヒロシetc)あたりが出てたのも印象的でしたね。
何気に豪華キャスティングだったと思います。宮村優子は全盛期の頃ではないでしょうか。
大御所が多かったせいか、日本アニメブレイク前で新人声優が少なかったせいかはわかりませんが、非常に安心して見られる作品でした。
こんな裏話ばかりしていても仕方ないですね・・・では内容について。
本作は人間界と魔物界を隔てる扉が開き、両者が自由に行き来できるようになってから22年経った世界が舞台となっています。
そんな世界で人間が生きていけるのか?と思ったりもしましたが、人間の代表と魔物の代表との間で共存協定なるものが結ばれているとのこと。
とはいえ人間の力を凌駕する魔物は圧倒的有利。
そのため、人間を殺したら即死刑であったり、人間(ハーフ含む)の衣食住は国の補助で全額免除だったりと、人間側に有利な保障があるという便利設定。
設定は適当かと思っていましたが、変なところが妙に凝っています。
作品全体のテーマは『共存』。
人間と魔物のハーフである夏姫はバウンティハンターとして様々な人間や魔物と出会う途中、
常に弱者となる人間を守るために魔物犯罪者を狩り続けるも、夏姫も一部は魔物なので人間からは一目置かれてしまう。
それでも、と人間と魔物が共存する世界を目指して魔物犯罪者を狩るが、あるとき非常に親しい人間が魔物に襲われ魔物恐怖症になり、夏姫を避けるようになってしまった。
これにショックを受け、夏姫はもうどうしたらよいのか分からなくなってしまい、人間と魔物は別々に暮らしたほうがよいのではと考える。
しかし、これまでの苦労の中にもかけがえのないものがあったと思い出し、やっぱり一緒に暮らすほうが良いと決心する-
こう書くとなんだか難しそうですが、基本的にはハートフルポリスコメディ(本家より抜粋)です。
夏姫とバタネンが両想いながらもお互い奥手のためにやきもきしている関係にやきもきしたり、
トミーが人間の女性にアタックするも足蹴にされるが、本人はあながち悪くないと思っていて一層犬っぽく見えたり、
桜が自分の子供にシロ・クロ・ブチって名づけていて、それはどうよと思いながらもとても分かりやすかったり。
人間と魔物が共存するという非日常的世界観の中で繰り返される日常的光景は、SF好きな人も恋愛(人間関係)モノ好きな人も楽しめるように思います。
夏姫は俺の嫁的に見ると言いますか、いわゆるキャラ萌えだけでも見られるので、あの時代の作品の中では群を抜いて楽しめるものだと思います。
非日常の中の日常・肉弾戦・ケモノ耳が好きな方はぜひ見てください。